代行返上について
代行返上とは
2004年1月2日をもって、花王厚生年金基金は代行返上を実施し、「花王グループ企業年金基金」(確定給付企業年金)となりました。
旧制度である厚生年金基金では、国に支払う年金の掛金の一部を国に代わって預かり、運用や給付を行っていましたが(この部分を「代行部分」と呼んでいます)、この代行部分を国に返還し企業独自の年金制度として運営されることになりました。これを「代行返上」といいます。
代行返上後の給付について
代行返上後、代行部分については、年金原資および加入記録等が国に引き継がれ、国の基準に基づいて老齢厚生年金として支給されるようになりました。また、会社やみなさまが以前基金に納付していた代行部分の掛金は、厚生年金保険料として国に納付されています。
基金の上乗せ給付部分(加算部分・プラスアルファ部分)については、以前と同様花王グループ企業年金基金で引き続き運営、支給しています。